シャネルの「N°5」について

自分の香りを持つ大人の女性は魅力的

シャネルの「N°5」マリリン・モンローが愛したフレグランス

シャネルの「N°5」は、20世紀のアイコンとして、1959年にニューヨーク近代美術館の永久収蔵品になっています。

 

女優マリリン・モンローが「シャネルのN°5をつける以外に、何も身にまとわないで寝る」と発言してからは、このNo.5に官能のイメージが刻まれました。
その当時の女性は皆、N°5とベッドの滑りこむことを夢見ていたと語りつがれています。

 

愛称ココで知られるガブリエル・シャネルは、革命的ともいえる哲学を持ち、シャネルならではのモードを発表していました。

 

画期的で品位があり機能的な服を発表していたシャネルは、香水を制作するにあたり、当時の流行とは違う新しい香水を創りたいと考えてました。

 

「かつて創られたことがないような香り、女性の匂いのする香り」を宮廷調香師だったエルネスト・ボーに依頼したと伝えられています。

 

彼は芸術的な作品を創りだそうと考えて、それまでの定番だった単一の花の調香をもつ香水の調合を崩しました。

 

イランイラン、ネロリ、ローズドメを交ぜて、ウッド、ブルボンペチバー、バニラを配合しました。
そして、当時の香水にはほとんど使用されていなかった合成香料のアルデヒドを大胆に過剰なほど加えて、香水を創る上での常識を変えてしまいました。

 

この合成香料が、軽やかさと爽快感をあたらしい香水に与えたわけです。

 

特定の花の香りにとらわれることのない、シャネルが望む「女性の匂い」を誕生させました。

 

ガブリエル・シャネルのラッキーナンバー5の他に、誕生日の19も香水名になっています。